toggle
2017-06-05

立体感のある写真が撮りたい。

おはようございます、カメラマンの下山です。

ブログやfacebookやinstagramなどのSNSではドローンやトレランの投稿ばかりしているので、
「下山さん、最近よくドローン飛ばしてますねぇ!」
 
「よく山に行っててアクティブだね!」
そんなイメージを振りまいておりますが、普段は主に東京で人物撮影をしています。
撮影ではあちこちへ行かせて頂きますが、撮影が終わるとすぐに家に帰りますw
ランニングも大概は近所の公園の周りをグルグル回ってます。
よく行くお店は近所のスーパー。
納豆とキムチとバナナを必ず買いますw
買い物はAmazonがメインです(´ω`)
ちょっと人物撮影の話を。
人物の撮影は、どうしても一般の方だとプライバシー、芸能人や有名な方ですと肖像権があるので投稿することは少ないです。
そんなぼくですが、人物撮影で大事にしている事。ざっくり言うと、
①被写体の表情
②写真の構図
③余計なものが写っていないか
この3つです。
今日は写真の構図について話したいと思います。
人物の周りに
どんなものが
◆どれくらい
◆どんなバランスで
◆どこに写っているか

 
という事を意識しながら撮っています。
最近特に意識してハマっているのは、写真に
「立体感が出ているか」
という事。
こちらはお知り合いのヘアメイクさんとスタイリストさんに誘って頂いて撮影させて頂いた作品です。
とてもキレイなモデルさんで、新緑の晴れた日、いい条件の中で撮影が出来ました。
色々な方の協力と感性が交わってとてもクオリティの高い作品に仕上げる事が出来ました。
最近はスマホのカメラも進化してキレイな写真が撮れるようになってきましたが、このように前後をバランスよくボカしてコントロールするのはスマホだとまだまだ難しいです。
モデルさんの前後に花や緑を入れて立体感が出るように撮りました。
レンズは主にズームレンズではなく、前後をボカしやすいいくつかの単焦点のレンズを使用します。
焦点距離の長いレンズ(遠くを写すレンズ)
の長さが長いほど、前後はよくボケます。
ぼくが今使っているドローン、MAVIC PRO には広角(広い範囲を写す)レンズがついているので、この前後のボケをつけて立体感を出す事が難しい。
その中でも、
この写真は、ランナーの周りに緑、奥に湖と山を写して、立体感が出せたお気に入りの一枚です。
 
 
こちらは一見真上から撮った平面的な写真ですが、橋の影と木の緑のモコモコが手伝って、視覚的に立体感が出せました。
ドローンだと立体感を出すには一工夫が必要ですね。
ぼくはもともとスポーツの撮影はしていませんでしたが、趣味で始めたトレイルランニングで撮影を頂き、自然の中で撮影する事で、撮影方法の新しい引き出しがたくさん出来たことを実感しています。
この経験は色々な撮影に応用ができています。
これだけ、ぼくがこだわっている「立体感」ですが仕事だと、お客さんには
「手前の葉っぱ、入れないで普通に撮って下さい」
と却下される事もしばしばありますw
あくまでもこれは今のぼくの趣向性であって、写真の好みは人それぞれです。
優先順位も人それぞれ。
写真には正解はなく、それが写真の楽しさ。
 
 
ぼくは、お仕事で撮影をしているので、一番はお客さんがいい!と思ってもらえる写真を届ける事。
そのためのイメージを共有するツールとして、ぼくはいつもiPadをモニターにした撮影をする事が多いです。
この辺は次回のブログで書きます。
読んで頂きありがとうございました(^-^)/
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です