初めてのAirbnbでの民泊が想像以上に楽しかった話
こんにちは、カメラマンの下山です。
先日、娘が水族館に行きたいというので、まだ行ってない江ノ島水族館にということに。日帰りだと疲れるし、ゆっくりできないので、一泊して旅行してきました。
最近はこのパターン、車で数時間で行けるそれぼど遠くない場所への、たいした計画も立てずに思いつきで行く小旅行が好きです。
家族がみんな都会暮らしの疲れを癒すデトックスになるので、月に一度くらい旅行に行けたらいいなぁと思っています。
今回はAirbnbを使って、初めての民泊をしてきました。
宿を探して予約も全て妻がしてくれました。ですので僕はただついて行っただけです笑
行く前の僕の民泊のイメージは、ホストの方に鍵を借りて部屋を借りて自分達で自炊してお酒でも買ってきて飲んで、気ままに過ごす、そんなイメージでした。
ところが。ホストの方と短いながらも深く交流ができて、僕の想像の斜め上の、まるで海外旅行に出かけた様な、素晴らしい体験が出来ました。
お邪魔したのはこちら。
大磯エピナール
東京から1時間弱。神奈川県の大磯ロングビーチ側、海が近くてハウススタジオ、イベントスペースとしても利用可能な、素敵な家具が並ぶスペースでした。
宿は妻セレクトで、僕は今回何も考えずについて行っただけだったので、目の前に広がるのはまるで海外旅行に来たような景色。
到着するとすぐにヤギのコウスケとワンちゃん、そしてホストの奥さん(中里郁子さん)が迎えてくれました。
色々な楽器を触らせてもらい、娘は本物のドラムセットに大満足の様子でした。
その手前には学生を卒業して、現在世界中を旅している息子さんのギャラリーを案内してくれました。
その後、泊まる部屋に案内してくれて、部屋はベッドが二つ並んでとても清潔なお部屋でした。
それで、部屋にもついたしどうしようかなーと思っていたら、
奥の部屋、なんとホストご夫婦のお部屋(お家)にお呼ばれしてお茶をいただきました。
そこにはホストのご主人(中里 柾美さん)と、海外からホームステイで長期滞在中の女性が二人。予定外の異文化交流。久しぶりに拙い英語を話しました。いやーすごい刺激的。
陸カメが2匹。めっちゃ可愛くて自然と皆笑顔。
ご主人はお話し好きで好奇心旺盛な方で、歳の離れた僕の話も熱心に聞いてくれて、
僕の不躾な質問にも丁寧に答えてくださり、とても楽しい時間でした。
元々工場の跡地だった物件をご自身でデザイン、改装して10年以上かけて、なんと手作りで作り上げたそうです。
たくさんある部屋はコンテナを積み上げ、素敵な味わいのある家具は使い古された素材を調達して作ったという。。
ご自身で手を動かして作られ、そしてセンス良くデザインされた空間。
そこには日本によくある張りぼてのモノではなく、素材を生かして作られた、確かな「モノ」がありました。
ここに訪れる人のほとんどが外国人で、クリエイターが多いとのこと。五感を刺激される空気が流れていました。
ご夫婦にはお子さんが3人いらっしゃって、Airbnbを始めてからは年中、世界中から旅人が訪れて、自然と英語を話すようになって、友達も出来て海外に出るようになったそうです。
子供にとってこんなに素晴らしい、恵まれた環境はないんじゃないかなー、と感動しました。本当に素晴らしい教育。
その日は一ヶ月弱ホームステイしていた二人が最終日だったので、夜は食事に出かける事になっていて、そこにお誘いいただき、ご一緒させていただきました。
翌日の朝は皆で朝食。
料理好きな郁子さんがパンケーキを作ってくださり頂きました。
食事中はご主人柾美さんの考えていること、これからやりたいことを沢山聞く事が出来ました。
今までハウススタジオや民泊、イベントスペース、そして年に数回の大きなイベントをプロデュースして来たけど、これを日常的にしたい、様々な人々が世界中から集まるコミュニティ、「村」を作りたい、と話して下さいました。
いろんな人と交流して夢を語る。
新しい視点や発想が生まれ、それはやがて大きなエネルギーに。
今ではSNSで色んな人と交流が出来るけれど、さまざまな場所に訪れて、実際に会って話をする事。この欲求は人間には必要で、素晴らしい能力だと実感しました。
短い時間でしたが、幸福感に包まれ、心豊かになって東京に帰ることが出来ました。
楽しい時間と貴重な経験をありがとうございました。
おわり。
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