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2025-05-08

「動けるカメラマン」であるために。本日の撮影機材

こんにちは、カメラマンの下山です。

今日は私が日頃から大切にしている「持ち物の選び方」について、特に撮影現場での機材構成の考え方をお話ししたいと思います。

私が常に意識しているのは、「持ち物の数と重さは、フットワークとトレードオフ」という考え方です。

なるべく身軽でいるために、必要最低限の機材に厳選し、軽くてコンパクトなものを優先して選びます。ミニマリストの方々のYouTubeなどもよく見て、考え方のヒントをもらっています。

特に人物撮影では、良い表情や一瞬の動きをとらえるために、こちらが先に動きやすく身軽であることがとても重要です。だからこそ「フットワークの良さ」は私にとっての生命線。どんなに優れた機材でも、セッティングや移動に時間がかかってしまうようでは、シャッターチャンスを逃しかねません。

今日の撮影機材

今回の撮影は、店舗内でのポートレート撮影です。

持っていった機材がこちら。

カメラ本体に加えて、必要なレンズ数本、軽量のカーボンスタンド、Godoxの小型ストロボ、そして折り畳み式の白カサ。この白カサは畳むとバッグにすっきり収まり、広げるだけですぐに使えるので非常に重宝しています。

本日の移動は電車なので、体力を使わないよう四輪で移動できるカメラバッグ「thinkTANKphoto エアポートローラーダービー」を使用しています。長時間の移動でも疲れにくいのでメインカメラバックとして使用しています。

バッグの上に乗せているのは、アウトドアブランドの軽量ショルダーバッグ。これは本来カメラ用ではありませんが、現場でのレンズ交換時にとても便利で、撮影中の「セカンドバッグ」として定番になっています。身体にフィットするのが特徴で動き回る時でも邪魔にならないのが気に入っています。

機材の選び方は「少ないほど良い」というものではありませんが、自分にとっての“最小限”を見極めることで、現場での自由度は確実に増します。機材の選び方ひとつで、撮影の質もテンポも大きく変わる——それを日々実感しています。

みなさんの参考になれば嬉しいです。

しもやま

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