先週は、数日間にわたる撮影がキャンセルとなり、思いがけずまとまった時間ができました。 せっかくなので、正月・GW・お盆ほどしか帰らない実家に一人で帰りました。普段は妻と娘と一緒に帰省するため、今回は両親とゆっくり話す時間を持つことができました。
幸い、両親は健康です。今のこと、これからの未来、そしてお互いの考え方について、腰を据えて向き合って話してみたいと思っていました。ただ、「なぜその考え方になるのか?」という部分で噛み合わず、感情的になる場面も少なくありませんでした。今回は、事前にAIを使って親世代の価値観や背景を知っていたことで、いつもより落ち着いた気持ちで話を聞くことができました。
予想外だったのは、これまで聞いたことのなかった祖父母の話や、私がどんな風に育てられてきたかという具体的なエピソードを聞けたことです。
母は、幼稚園の先生を目指して学校で学び、人の成長を見守ることに喜びを感じていたそうです。「やってごらん。失敗しても大丈夫。」その声かけや接し方の積み重ねが、私の前向きさや好奇心、何かに夢中になる性格を育ててくれていたのだと気づきました。
父は、若くして自身の父が倒れ、一家の大黒柱として働き続けた人です。新しいものに挑戦する姿勢、必要なら迷わず動くこと、誠実に仕事を積み重ねること。それらは努力で得たものではなく、父の背中を日々見ていたことで自然と身についていたのだと理解しました。
そして、体が不自由になった祖母が、母に支えられながら私のそばにいてくれたこと。幼い自分が何も知らないところで、家族はずっと私を見守り、育ててくれていたことを知りました。
人は、自分の性格や考え方を「自分でつくってきた」と思いがちですが、実際は、家族や周囲の人の影響を静かに受けながら形づくられているのかもしれません。
私を育ててくれた家族に、改めて感謝しています。これからも、どうかいつまでもお元気で。











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