「富は時間の中で積み上がる構造物であり、金額の大小ではなく“設計”が重要」。Wealth Ladderを読んで最も印象に残ったのは、この言葉でした。
自分の仕事を振り返ってみても、単発の案件で収入を増やすことよりも、長く続く関係を丁寧に育てていくことの方が、結果として安定につながっていると感じています。「何を手放すか」「どこに集中するか」という判断は、次の階段へ進むための扉を開く感覚に近いです。
本書からは、お金との向き合い方についても大きなヒントを得ました。これまで「どれくらい使っていいのか」「どこまでなら投資と言えるのか」、迷いながら歩いてきたところがありました。ここは人によって違うと思いますが、私はこう考えるようになりました。
でも“富の階段”という考え方に触れてからは、使うこと自体が悪いわけではなく、それが「未来をつくる使い方か?」が大切なのだと腑に落ちました。
同世代になると、自然と支出が増える時期に入ります。生活の環境も変わり、人との関わりも増え、「まあ、これくらいなら」と流されてしまう瞬間も多いです。
それが積もり重なると、気づかないうちに上ってきた階段を少しずつ降りてしまう――。そんな罠が身近に潜んでいることも、改めて感じました。
本書は、ただ節約するのでも、散財するのでもなく、「自分の目的に向かって資源を配置する」という姿勢を教えてくれます。大きな成功談ではなく、静かに積み重ねる方法が書かれているところに、安心を覚えました。
最近は電子書籍をMacBookで読むのが気に入っています。大きな画面で文字の塊を追う方が、不思議と読みやすく、読書がスムーズに進みます。
そして、疑問に思ったことや、自分ごとに落とし込むための視点をChatGPTに質問しながら読み進めると、読書がそのまま“対話体験”に変わっていく感覚があります。以前とはまったく違う読書時間を楽しめています。
