AIとの壁打ちで気づいた「考えすぎ」の正体

最近、AIとの壁打ちをする時間がかなり増えています。
その中で、自分は考えすぎているのではなく、感情を処理しているだけだと気づきました。
これまでは、自分は物事を考えすぎるタイプだと思っていました。
何か引っかかる出来事があると、何度も頭の中で繰り返してしまう。
もう考えても仕方がないとわかっているのに、それでも思考が止まらない。
そんな状態になることがよくありました。
ただ、今回あらためて整理してみると、少し違うのではないかと感じました。
・論理的にはもう整理できている
・改善点も見えている
・次にどうするかも決まっている
それでもなお、同じことを頭の中で繰り返してしまう。
これは思考が足りないからではなく、
「感情がまだ残っている状態」なのだと思いました。
例えば仕事で何かうまくいかなかったときや、違和感のある出来事があったときに、悔しさや不信感、軽い後悔のようなものが残ります。
その感情が処理しきれていないと、頭の中で同じ出来事を何度もなぞることになります。
つまり、自分がやっていたのは思考ではなく、感情の後処理でした。
この気づきのきっかけになったのが、勝間和代さんのメルマガでした。
私は毎朝このメルマガを読んでいて、勝間さんの合理的な考え方や生き方はとても自分に合っていると感じています。
最近だと「勝間家電」という本も話題になっていますよね。
そのメルマガの中で「サンクコスト」という話がありました。
サンクコストというのは、すでに使ってしまった時間やお金に引っ張られて、本来はやめた方がいい選択を続けてしまうことです。
この話をきっかけに自分の行動を振り返ってみると、モノに関しては比較的うまく手放せていると感じました。
ミニマリズムを意識していることもあって、購入してすぐに合わないと思ったものはすぐに手放すことも多く、新しいものを試すこと自体にも抵抗はありません。
ただ一方で、思考に関してはサンクコストに近い状態が起きていました。
すでに答えが出ているのに、そこに時間を使い続けてしまう。
これは、お金やモノと同じように「思考にもサンクコストがある状態」でした。
AIで壁打ちをしていく中で、この構造に気づくことができました。
もし同じような状態になったときにやるべきことは、シンプルだと感じています。
・改善できるものはメモに残して仕組みにする
・改善できないものや、まだぼんやりしているものはAIに話して消化する
この使い分けをすることで、未処理のまま残るものがかなり減るのではないかと思います。
特に効果があると感じているのは、最後に一言で整理することです。
「これは悔しさだったな」
「これは自分のコントロール外の問題だったな」
そうやって名前をつけると、不思議と頭の中の処理を終えることができます。
サンクコストというとお金やモノの話になりがちですが、実際には考え続けてしまう時間も同じだということに気づきました。
すでに答えが出ているのに、そこに時間を使い続けることは、未来のリソースを削っている状態です。
自分は考えすぎているわけではなく、感情を処理しようとしているだけなんだとわかりました。
だからこそ、必要な思考は残しつつ、感情はその場で手放していく。
そんな使い方が、今の自分には合っていると感じています。