2026-06-20

📖読書感想📖 イーロン・マスク 上巻

最近話題になっているスペースX。上場のニュースもあり、その創業者であるイーロン・マスクという人物が改めて気になって、『イーロン・マスク』の上巻を読んでみました。

読み始めは、幼少期や家族、人間関係の話が中心で、正直なところあまり共感できず、途中で読むのをやめようかとも思いました。しかし後半、SpaceXやTeslaの立ち上げに関わる話になってから一気に引き込まれました。

特に印象的だったのは、イーロンが常に「まず目標を決める」ことです。そして、その目標を達成するために、本当に必要なものだけを残し、それ以外を徹底的に疑い、削っていく。ロケットでも自動車でも工場でも、常に「これは本当に必要か?」を問い続けていました。

最近の私自身のテーマも「何が本当に重要なのかを見極めること」です。仕事の進め方、持ち物、情報など、様々なことを見直しているので、この考え方にはとても共感しました。

特に面白かったのは、効率化を目指してロボットだらけにしたテスラ工場で、実際には人がやったほうが早いと判断し、ロボットを次々に撤去していった話です。普通なら「もっと改善しよう」と考えそうなところを、「失敗だったなら戻せばいい」と考える。その柔軟さも印象的でした。

一方で、気に入らなければ「お前はクビだ」と人を切るようなイーロンのやり方には共感できない部分もありました。ただ、読み進めるうちに、それも感情ではなく、目標達成を最優先に考えた結果の判断なのだと思います。

感想は、「イーロンを見習いたい」というより、「物事の前提を疑い、本当に必要なものを見極める考え方は取り入れたい」という感じです。

これから下巻に進みます。OpenAI、xAI、X(旧Twitter)など、現在につながる話も出てくるようなので楽しみです。