テスラで長距離旅行。困ったのは充電不足ではなく、充電しすぎだった

2026年9月の連休に、家族3人でモデルYに乗って、多摩市から石川県方面まで旅行してきました。
今回の旅行は、かなり行き当たりばったり。
連休に入ってから「のとじま水族館へ行こう」と決め、出発前に初日のホテルだけ予約しました。
あとは細かいルートや翌日の予定まできっちり決めることなく、とりあえず石川県方面へ向かうことに。
そんな旅行だったので、EVだからといって事前に充電場所を細かく調べたり、充電計画を立てたりしたわけでもありません。
実際に長距離を走ってみて一番印象に残ったのは、
「充電に困らなかった」
ということでした。
むしろ今回の反省点は、充電不足ではなく、
充電しすぎたこと。
でした。
EVで長距離旅行と聞くと、
「途中で電池がなくならないのか」
「どこで充電するか事前に調べておかないといけないのでは」
「充電器が空いていなかったらどうするのか」
そんなことを想像する人も多いと思います。
私も、そこは心配でした。
ところが実際にテスラで走ってみると、かなり印象が違いました。
出発時のバッテリーは97〜98%程度。
目的地をテスラのナビに入れて走り始めると、ナビが目的地までのルートだけでなく、
どのスーパーチャージャーに寄るのか。
そこへ何%くらいで到着するのか。
どれくらい充電すれば次へ進めるのか。
そこまで含めて自動で計算してくれます。
東京から石川方面へ向かう途中でも、自分で「この充電器に寄ろう」と探したわけではありません。
目的地を設定すると、テスラのナビが途中のスーパーチャージャーを経由地として組み込み、そのまま案内してくれました。
感覚としては、
「ガソリンが減ってきたから、そろそろガソリンスタンドを探そう」
と考えるよりも、むしろ考えることが少ないくらいでした。
もちろんガソリン車なら一度給油すれば一気に満タンになりますし、充電時間そのものはEVの方が長くかかります。
ただ、「どこでエネルギーを補給するかを考える」という部分については、テスラの場合かなり車側に任せることができます。
そして今回の旅行では、途中で予定もかなり変わりました。
水族館へ行った後に別の場所へ向かったり、石川県立図書館へ行ったり、途中で美術館にも行きたいという話になったり。
最初に作った旅程どおりに走ったわけではありません。
それでも特に困ることはありませんでした。
次の目的地をナビに入力すれば、その時点のバッテリー残量と現在地から、また新しいルートを計算してくれます。
必要ならスーパーチャージャーも自動的に組み込まれます。
つまり、
「EVで旅行するなら、あらかじめ綿密な充電計画を作っておかなければならない」
という感覚が、実際にはほとんどありませんでした。
今回むしろ自分が何度かやってしまったのが、
「今のうちに充電しておいた方が安心かな」
と考えてしまうことでした。
金沢市内をいろいろ回った後でも、バッテリーはまだ59%残っていました。
普通に考えれば、市内を移動して翌日の予定をこなすくらいなら十分な残量です。
それでも旅行中だと、
「念のため充電しておこうかな」
という気持ちになるんですよね。
でも、あとから考えると必要ありませんでした。
テスラのスーパーチャージャーは、バッテリー残量が少ない状態の方が高速に充電しやすくなります。
残量がまだ多い状態で細かく充電を繰り返すよりも、
テスラが充電を勧めるところまで走って、必要な分だけ充電する。
その方が効率的だったと思います。
今回はEVでの長距離旅行ということで、出発前は多少「充電」のことを意識していました。
しかし実際に旅行を終えてみると、充電場所を探し回った記憶もなければ、残量が足りなくて困ったこともありませんでした。
逆に、
「まだそんなに充電しなくてよかったな」
と思う場面の方が多かったくらいです。
テスラで長距離を走ってみて感じたのは、
行き先は自分で決めるけれど、充電計画は車に任せればいい。
ということ。
少なくとも今回の旅行では、それで十分でした。
EV旅行というと、航続距離や充電時間といった数字がどうしても注目されます。
でも実際に使う側からすると、
「どれだけ自分で考えなくていいか」
というのも、かなり大きなポイントでした。
今回の旅行で学んだのは、充電スポットをもっと調べておくことでも、念のため早めに充電することでもありません。
もう少しテスラを信用して、そのまま走ればよかった。
次に長距離旅行へ行くときは、今回よりさらに充電のことを考えずに走れそうです。
