フリーランスカメラマンのAI活用、2026年9月の現在地

最近、仕事の中でAIを使う時間がかなり増えました。
といっても、画像を作ったり写真を加工したり、という使い方ではありません。
私の場合はどちらかというと、仕事の裏側を整理するために使っているという感じです。
メールやメッセージを考えたり、資料を確認したり、スケジュールを整理したり。
フリーランスで一人で仕事をしていると、撮影以外にも細かい仕事が本当にたくさんあります。
「この返事どうしよう」
「何か抜けてないかな」
「誰に何を伝えておけばいいかな」
みたいなことを、ずっと頭の片隅で考えています。
最近は、そのあたりをかなりAIに投げています。
答えをもらうというより、整理してもらう
以前は、
「このメールに返信して」
「これを要約して」
みたいな使い方が多かったと思います。
今はもう少し手前から使うことが増えました。
今こういう状況で、ここが問題になっていて、最終的にはこうしたい。
そこまで伝えて、途中をどう進めればいいかをAIに考えてもらう。
今日も、自分が別の撮影に入っていて、しばらく連絡に対応できない時間がありました。
その間に誰から誰へ何を伝えておけばいいか、AIと一緒に整理しました。
こういう仕事って、一つ一つは大したことではないんですよね。
でも結構頭を使います。
失礼がないように言葉を選んだり、相手との関係性を考えたり、この一文は入れた方がいいかなとか。
それを毎日何件もやっている。
ここが短時間で済むようになったのはかなり大きいです。
資料は自分でも見て、AIにも見てもらう
撮影前の資料確認にもよく使います。
香盤表や撮影資料、メールのやり取りなどをまず自分で確認して、そのあとAIにも、
「何か抜けてない?」
「当日問題になりそうなところある?」
「先に確認した方がいいことある?」
と聞きます。
自分だけで見ていると、どうしても思い込みがあります。
なので、もう一人にチェックしてもらうような感じです。
もちろんAIも間違えるので、
自分で見る → AIにも見る → 最後は自分で判断する。
今のところ、この使い方が一番しっくりきています。
Googleカレンダーが案件管理表みたいになってきた
スケジュール管理もかなり変わりました。
仕事の連絡って、メール、Messenger、LINEなど、いろんなところから来ます。
最初は「この日空いてますか」だけだったものが、あとから時間、場所、集合時間、撮影内容など少しずつ決まっていく。
以前はその情報が、いろんなメッセージの中に散らばっていました。
最近はAIを使って交通整理して、Googleカレンダーにまとめています。
日時だけではなく、
誰からの依頼なのか。
今どこまで決まっているのか。
場所や集合時間。
撮影内容。
まだ決まっていないこと。
そんなところまで入れています。
なのでGoogleカレンダーを見れば、今この仕事がどんな状態なのかまで大体わかるようになりました。
これはかなり便利です。
壁打ちは「ゼロベースで考えて」が増えた
AIとは壁打ちもよくします。
ただ最近、自分の癖にも気づきました。
私は質問するときに、
「こうした方がいいんじゃない?」
「この方法はどう?」
「こうしたいんだけど」
と、自分の考えを結構入れてしまうんですね。
そうするとAIも、その方向に引っ張られます。
本当は他にも方法があったのに、自分で最初から道を狭くしてしまう。
なので最近は、
「私の考えに乗らなくていいので、ゼロベースで考えて」
と言うことが増えました。
現状と、困っていることと、最終的にどうなりたいか。
そこだけ伝えて、方法は一度AIに考えてもらう。
これは最近かなり意識しています。
AIは便利だけど、全部任せるわけではない
もちろんAIも普通に間違います。
特に日程、料金、場所、機材の仕様など、仕事に直接影響するものは自分で確認します。
あと、文章を任せすぎると、やたらきれいになります(笑)。
きれいなんだけど、なんか自分っぽくない。
なので最近はブログも、音声入力した自分の言葉をなるべく残して、構成や重複だけ整理してもらうようにしています。
AIに自分を合わせるのではなく、AIを自分の仕事のやり方に合わせていく。
そんな感じです。
一人で仕事をしている感覚が少し変わった
私は基本一人で仕事をしています。
撮影もするし、連絡もするし、スケジュールも管理するし、請求もする。
ただ、撮影が自分だけでは回しきれない時は、他のカメラマンにお願いして撮影してもらうこともあります。
なので完全に一人で全部やっているわけではないのですが、それでも日々の細かい判断や連絡、整理はかなり自分に集まります。
以前なら仕事が増えれば、細かい事務作業もそのまま増えていました。
今はAIが間に入ることで、そこがかなり変わりました。
今日も撮影の合間に車の中で横になって休んでいます。
必要な連絡だけ済ませて、あとは休む。
以前ならその時間も、
「あれ返さないとな」
「これ確認しないとな」
と頭の中で仕事をしていたと思います。
AIで仕事量そのものが減ったというより、
仕事を頭の中に抱えている時間が減った。
今のところ、これが一番大きい変化かもしれません。
2026年9月の記録として
2026年9月現在、これが今の自分なりのAIの使い方です。
もっといい使い方がたくさんあると思っています。
常々、
「これ、もっとAIでできないかな」
「もっと楽にできないかな」
「他にもっといいやり方ないかな」
みたいなことを考えています。
最近は、AIの進化が速すぎることへの懸念や、AIによって世界が悪い方向に向かうのではないか、という話もよく見かけます。
もちろん、そういう問題もあるんだと思います。
ただ私は、子どもの頃に「ドラえもん」をかなり読んでいたので、
今までできなかったことができるようになる。
自分一人ではできなかったことが、AIを使うことでできるようになる。
私はそこに、やっぱりすごくワクワクします。
AIがこれからどこまで進化していくのか、本当に楽しみです。
まだまだ自分も勉強中ですが、もっとAIを使いこなして、仕事はできるだけ効率化して、本当に自分の頭を使うべきところに、ちゃんと頭を使えるようにしたい。
たぶん来年には、また全然違う使い方をしていると思います。
なので、たまにこうやって現在地を残しておくのも面白いかなと思っています。