2026-03-10

インタビュー動画撮影の現場で起きた小さなトラブルと、AIとチームワークに助けられた出来事

撮影現場では、予定していなかったことがよく起きます。
先日のインタビュー動画撮影でも、ちょっとしたトラブルがありました。

ただ、その出来事をAIと現場のチームワークが助けてくれて、結果としてとても良い雰囲気の撮影になりました。

大学でのインタビュー撮影を担当したときのことです。

今回の撮影では、事前にプロンプターを使う予定はありませんでした。

プロンプターというのは、カメラの前に設置して話す内容を表示する機材で、ニュース番組などでアナウンサーがカメラを見ながら話すときに使われているものです。

今回は特に使う予定はなかったのですが、「もしかしたら使う場面があるかもしれない」と思い、念のため機材として持っていきました。

というのも、これまでの撮影で、しっかり準備してきた方でもカメラの前に立った瞬間、頭が真っ白になって言葉が出てこなくなる場面を何度か見てきたからです。

「使わないかもしれないけれど、念のため」

そんな気持ちで準備していました。

撮影前の打ち合わせでも
「今回は使わないかもしれませんね」
という話になり、実際に出番はなさそうな雰囲気でした。

ところが、インタビュー直前になって状況が変わります。

インタビューを受ける方が紙の資料を持ってこられました。

「この内容を読みながら話したい」

という流れになり、
「それならプロンプターがあると良さそうですね」
という話になりました。

ただ、その資料は紙です。そのままではプロンプターに入れることができません。

そこで、ふと思いました。

「スマホで写真を撮ってAIに送れば、テキスト化できるかもしれない」

試してみると、AIがきれいに文章を読み取ってテキスト化してくれました。

「これは使えそうですね」

ということで、そのテキストをプロンプターに入力しました。

ところが今度は、文章が途中で切れて表示されるという問題が起きました。

原因はプロンプターのソフトの仕様でした。タイトル(題名)が入っていないと、文章が途中で切れてしまう仕組みだったのです。

タイトルを追加すると、今度はきれいに全文が表示されました。

その瞬間、現場の空気がふっと緩みました。

さらにありがたかったのは、代理店の方が自然と

「リモコン操作は私がやりますので、下山さんはカメラをお願いします」

と言ってくださったことです。

プロンプターの操作を担当してくださり、私はカメラに集中することができました。

撮影はカメラマン一人で作るものではなく、現場にいる人たちが少しずつ関わることで自然と流れが生まれていきます。

AIの力も役立ちましたが、それ以上に印象に残ったのは現場のチームワークでした。

AIは便利な道具ですが、撮影の現場を作っているのはやはり人なのだと感じました。

今回も、代理店の方が自然にプロンプターの操作を手伝ってくださったことで、撮影の流れがとてもスムーズになりました。

こうした小さな準備や判断、そして現場の協力が、撮影をスムーズに進めることにつながるのだと改めて感じました。

小さなトラブルもありましたが、最後は現場の皆さんの協力のおかげで、落ち着いた雰囲気の中で撮影を終えることができました。

撮影の現場では、こうした小さな出来事が重なって、その日の空気が作られていくのだと思います。

今回も、とても素敵な一日になりました。

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