Nikon Z7の顔認証がSONYの瞳フォーカスよりも使いやすい話

こんにちは、カメラマンの下山です。

 

ミラーレスを使い始めたきっかけは、ソニーの瞳フォーカスだったのですが、ニコンの顔認証システムがかなり撮影しやすかったのでレビューします。

 

＜ソニーの瞳フォーカスの場合＞

オートフォーカスを起動するために、シャッターボタン以外のボタンを押し続けてシャッターを押す。

 

＜ニコンの顔認証システムの場合＞

ボタンを押さなくても常に自動で顔認証されていて、あとはシャッターを押すだけ。

 

こんな感じで、ソニーは瞳フォーカスボタンを押し続けて２つのボタンを押さなければならないため、不自然なカメラの持ち方になってしまっていました。

 

 

これに対して、ニコンの顔認証は自動的に動いているので、あとは半押ししてシャッターを押すという自然な操作で撮影ができ、カメラも今までのようにしっかり握ってホールドしながら撮影に集中できました。

 

 

肝心なオートフォーカスのピントの精度ですが、

 

ソニーは瞳フォーカスはしっかりピントの表示が目につくのに対して、ニコンは顔全体にオートフォーカスの表示が出るので完全にカメラ任せとなります。

これが最初は、目じゃなくて鼻やメガネなどにピントを合わせてしまうんじゃないか？と心配していたのですが、しっかり目にピントがきています。

僕がミラーレスのカメラを使う一番の理由がこの顔認証なのですが、思いの外ニコンの顔認証の精度が高いので、ほとんどの人物撮影はオートフォーカスはフルオートで撮影しています。

 

昨日はインタビュー撮影でした。

ホテルのラウンジで、普通に他のお客さんもいる中での撮影だったので、こんな時はシャッター音が全くしない、ミラーレスのサイレント撮影が周りに迷惑をかけることがなく、とても便利です。

 

おわり。